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５月20日(金)
10：00～12：00
川岸校と本町通校の2校の正職員全員が集まり研修を行いました。
研修では、室内で個別やグループなどの活動を行う室内療育と戸外で活動を行う運動療育の2つのグループに職員が分かれて実施しました。
座学だけではなく、実践形式を交えながら、川岸校・本町通校それぞれが日々どのような療育を行っているのか、また最近の利用者の方の様子等について情報共有を行いました。

【運動療育グループ】
運動療育では、運動療育ならではの困り感を具体的なケースを設定しながら職員同士考え話し合う機会を設けました。
また、実際に手を叩きながら歩くなど有酸素運動を行ったり、職員役と子ども役に分かれて
ジェスチャーゲームを行ったりして、子どもを飽きさせない工夫や、瞬時にアイデアを行動に移す発想力の練習をしました。
そして、『敵レベル』『味方レベル』『子ども目線』の３つの軸を念頭に置きながら、その日の子どもたちのコンディションに合わせて活動を臨機応変に検討していくことが重要であることを学びました。
※敵レベルとは、相手にとってどれだけ障害となるかを示します。例えば、サッカーのPKにおいて本気で止めるのは敵レベルが高く、止めないのは敵レベルが低いとなります。同様に、「味方レベル」や「子ども目線」といった様々な視点をもって活動を調整することが大切になります。



【室内療育グループ】
室内療育では、川岸校・本町通校それぞれが日々どのような療育を行っているのか、実際に療育で使用した自立課題やカードゲーム等を各校持ち寄り、紹介し合いました。利用者の方の年齢層に幅がある川岸校と本町通校ですが、紹介した自立課題は応用すれば川岸校・本町通校どちらでも活用できるので、ぜひ紹介し合った療育内容を今後参考にしていきたいと思います。また、紹介した療育活動を職員が実際に経験してみる機会を設けました。実際に療育活動を行ってみることで、利用者の方の視点に立ち、改めて療育活動を多角的に捉える機会に繋がりました。


今回は、第２回目の開催でした。新入社員も入ってきたということで、第１回目とはメンバーが異なり、１回目とはまた違った雰囲気で研修を行うことができました。